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2006/03/06

未完小説 その4(未完だけど最終回)

未完小説(タイトル決まって無い)の最終回です。
途中書いてないし、思いっきりブツ切れで終わってます。
自分の脳内にストーリーは最後まで出来ているんですが、すごく遅筆なので続きを書く事はたぶん無いです。

では、最後までごゆっくりとご覧下さい。


 

    4.捜索(書いていませんのであらすじのみ)

 真菜は行方不明になってしまった。
 両親が札幌から急いで帰って来た。
 警察にも捜索をお願いしたが、髭の男と一緒にいたのを目撃された後の消息がぷっつり途絶えている。
 両親も美弥子も真菜の行方を捜したが手がかりも無く……。
 美弥子は「私のせいだ」と自分を責めた。あの時、早く帰っていれば!

 この時期、子供の行方不明事件が頻発していた。
 美弥子はそれらの行方不明事件と真菜の行方不明に関連があると思い、しばらく学校を休んで真菜を捜しに行く事にした。
 警察にまかせればいいという周囲の声に耳も貸さずに。

  


    5.雨

 最近相次いで子供が行方不明になっている。真菜がいなくなったのも、その一つであるらしい。
 美弥子は、同じように行方不明になった家を訪ねて、行方不明になった状況や、何か手掛かりになるような事はないかを聞いて回っていた。でも、そう簡単に手掛かりは見つからない。警察でさえ解決出来ないのだから。それでも警察に任せきりなんて我慢できないと、美弥子は思った。思ったから、真菜を捜しに行くことにした。だが、どこに真菜がいるのか無事なのか、何も判明していない。分かっているのは最近何の前触れも無く子供が急にいなくなる事件が多い事。誘拐か事故かそれすらも分からない。
 他にもそういう事件が多く起こっているという。その事件と真菜と何か関係があるかもしれない。そう思って、美弥子は地図を片手に捜している。でも分からない。真菜はどこにいるのか。どこでどうしているのか。
 分からない。
 じゃあ、あきらめる?家に帰る?
 心の声が美弥子に問いかける。
 あきらめきれる訳ないじゃない。まだ帰れない。だって私のせいよ。あの時早く帰っていたら、真菜がいなくなる事もなかったかもしれない。私が悪いんだもの。
 そうよ、真菜を捜す事が私の自己満足と言うならそう言えばいい。そうかもしれないもの。だからって、あきらめられない。真菜がどこかで泣いてるかもしれない。
 まだ、何も分かってない……。
 雨が降っている。
 傘をさしていても霧のような細かい雨が美弥子の顔に当たる。
 これだけ捜しても何の手掛かりも得られない事に、美弥子はいい加減疲れてきていた。行方不明になった子供の年齢は真菜と同じぐらい。行方不明の前に必ず茶色い髭を生やした外国人らしい男が現れては消えている事。分かるのはこれだけ。それ以上は何も分からない。
 聞くだけの事は聞いてしまった。
 私はこれからどうすればいい?
 ここはどこ?暗いわ。夜になっちゃったのかしら。
 ああ、何だかだるい。どうしたのかな。風邪でもひいたのかな。そういえば、熱っぽいような。
――美弥子、美弥子……。
 あれ?お母さんの声がする。お父さんも。真菜……?
 私を呼ぶのは誰?
 誰なの?
 ああ、でもちょっと寝かせて、眠いの。
 真菜、どこにいるの?
 美弥子の意識は朦朧としてきた。
 足取りは重い。
 無意識に雨宿りの出来る所にふらふらと座り込むと、そのまま崩れるように眠り込んでしまった。
 鮮やかな花柄の傘が手から離れ転がった。

 夜。
 雨が降っている。
 大粒の雨が傘を濡らす。
 Tシャツにジーンズというラフな恰好で歩いてくる姿があった。
「あーあ、今日も遅くなっちまったなあ」
 と、大きな声で独りごとを言った。コンビニの袋を肩に下げて傘を片手にのんびりと歩いて来る。
 今日もバイトの帰り。4月から大学に進学して上京したのはいいのだが、親の仕送りだけではとても生活は出来ず、バイトをして何とか日々を過ごす毎日なのだ。
――でもまあ、自分で決めたことだからしょうがないか。
 思わず苦笑する。
 車も滅多に通らない一車線の道。街灯の光がアスファルトの所々に出来た水溜まりに反射している。それを避けつつ軽快に歩く。
――あれ?
 自分の住んでいるアパートの前。道の真ん中に傘が転がっている。開きっぱなしの鮮やかな花柄が目に映る。
――何でこんな所に傘が?
 近づいてみる。
 傘の前に来て辺りを見回す。
 アパートの鉄筋の階段の下に、人が座り込んでいる。その人の物だろうか。
 傘を拾って閉じ、声を掛ける。
「あのー、この傘あなたのですか?」
 返事は無い。
 傍に行ってみる。
「あ……」
 それが女の子である事に気付く。座り込んで眠っているのだろうか。それにしては様子がおかしい。肩を軽く叩いてみる。
「大丈夫?」
 彼女はうっすらと目を開けたが、ぼーっとした様子ですぐに目を閉じてしまった。
「おい」
 肩を揺すぶった。
 目を瞑ったままの彼女。街灯に照らされたその顔は真っ赤だ。額に手を当てる。
「すごい熱じゃないか!大丈夫か?」
「うーん……」
 高熱の為うなされているようだ。
 このままじゃだめだ。もっと熱が上がってしまう。何とかしないと。
――しょうがねえなあ。
 彼女の身体を担ぐ。彼はアパートの階段を上って自分の部屋へ彼女を運んで行った。

 朝。
 まだ、雨は降っている。
 美弥子は目を開ける。天井がある。
――あれ、ここは?
 見覚えのない。
 顔を薄ぼんやりと明るいほうへ向ける。すぐ右側に窓がある。窓ガラスに当たる大粒の雨、窓の外にはどんより灰色の空。
 今度は左に向ける。
「あ、おはよう」
 にっこりと笑う男の人。
 美弥子はぼけーっとしたまま、その人の顔を見た。
「熱が高かったから心配したんだぜ。これでも」
――誰……?私、知らない。
 彼の手が美弥子の額に当てられた。
「熱は下がったみたいだな」
 手の感触を感じたその途端、はっとした美弥子。
「きゃー!」
 大声で叫ぶと思わず後ずさった。
「あっ、危な」
 ごんっ。
 彼が止めるのも束の間、美弥子は寝たままだった上に大慌てだったので、後ろの壁に強かに頭を打つことになった。
「痛たたた……」
 頭を押さえる美弥子。
「……、あのなあ、……取って食おうって訳じゃ無いんだから」
「え……、あ、ごめん」
 美弥子は謝った。
 慌てて身の回りを見る。
 良かった。服もちゃんと着てる、部屋の隅に自分のリュックもある。
 身体は何ともないみたい。
 彼が呆れたような顔をする。
「大丈夫だって、何にもしちゃいないんだから」
「うん……」
「ま、とりあえずメシでも食うか?」
「あ、ありがとう」
 彼が台所に行くのを目で追う。狭い部屋で、他に小さな台所と押入れぐらいしかない。――でも、あたし何で?こんな所に居るんだろう……
 暫くすると彼が手にお盆を持って来た。
「ほら、食えよ」
 お盆の上には梅干しを添えた温かなお粥。
「悪いな。俺、お粥なんて作った事無いからさ。これ近くのコンビニで買ってきたんだ。あっためるだけのやつだけどさ」
「うん、頂きます」
 美弥子はあんまり食欲が無かったけど頂くことにした。少しずつお粥を食べると彼の暖かさがそのまま身体にしみ入るような気がして、心が落ち着いてくる。
「あ、そうだ。自己紹介まだだよな。俺は、かずま。広田一馬って言うんだ」
 にこにこ笑いながら、美弥子が食べる様子を見ている。

     (ここまでしか書いてません。未完だけど終わりです)

   

 


 ―――― 予 告 ――――

 一馬は美弥子の話を聞き、手伝う決意をする。
 美弥子と一馬の、真菜を捜す旅が始まる。
 果たして真菜の行方は。

 たどり着いた先で美弥子が目にする物は?

 そして、るりかを亡くしたロックは何をしようというのか?

 次回をお楽しみに~!って、次回は無いってば(^^;)

 読んで頂いて、どうもありがとうございました。
 これで最終回ですよ!(マジで)
 ご感想などいただけると嬉しいです。

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コメント

ぐは…本当に途中だあ(笑)。続き、読みたいよお。(^^)
ここまで読ませていただいて、ふと、思いついたことがあるんですが(今頃かよ)。(^^ゞ
「Arisiaさんのお話って、絵本に似ている」
絵は付いていないんですが、頭のどこかにArisiaさんが描くようなパステルトーンの絵が浮かぶ気がします。「メモルのような」と言ったら言い過ぎかなあ(笑)。でも、そんな感じなんです。
今回、登場した傘の柄とか、すごく色鮮やかな感じの。とっても不思議でした。
時間、掛かっても良いから、完結して欲しいなあ。期待しています。(^^)

■Reinaさん
読んで頂いてありがとうございました。

ふふふ、思いっきり途中です(笑)。
実は最後の所、「俺は」の名前を告げる前で切れてました。あまりにもヒドイので1行だけ追加しましたが途中で切れているのには変わりなし(爆)。

>絵本に似ている
れいなさんのコメントを見ていて、ある人の童話に影響を受けていて無意識に出ちゃったのかもと思いました。
私は、安房直子さんっていう童話作家の方の作品が大好きなんですが、この人の作品の色彩の表現がすごくいいんですよ。読んでて色や情景が、心に浮かぶんです。
安房直子さんの童話は心が優しくなりますので、ぜひ一度読んでみて下さい。

>完結して欲しいなあ。
う、完結ですか?(^^;)
この話、全10章の予定なんで、倍以上の分量を書かないと終わらないよ~!

・・・考えときます。

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